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makistove315

まきすとーぶさいこー

トッドの予言

フランスの人口学者であるエマニュエル・トッドは、

  ・英国のEU離脱

  ・トランプ大統領の誕生

を的中させた。

過去にも、

  ・ソ連崩壊

  ・米国の金融危機

  ・アラブの春

等を的中させており、氏の発言は最近、「トッドの予言」として崇められている。

 

トランプ大統領の誕生は、リベラル派のメディアを見ている限り、絶対に有り得ないことだと思い込んでいたが、現実には白人労働者階級層の溜め込んでいた不満はかなりのものだった。

 

トランプに票を入れたのは、「非大卒白人労働者階級層」である。

彼等はピラミッドの頂点に立つ「大卒野郎」に利益を貪り取られた、自分たちは虐げられている。と、勘違いをしている。

 

 

大卒がグローバリズムの戦いに負けないよう、家庭を犠牲にして仕事漬けになっている間に、毎晩家族と食事をし、休日を満喫していたツケだとは思わない。

 

 

 

勘違いも甚だしいが、この非大卒白人共がグローバリゼーション・ファティーグにより謀反を起こした結果、成功してしまった。

 

トッド氏は「教育格差の怒り」と表現しているが、現在の潮流を「産業革命より重要な移行期」と位置付けている。

 

この出来事は、中卒高卒の「革命」である。

 

マルクス主義的な「経済的な階級」ではなく「教育的な階級」である。

 

本年5月のフランス大統領選で、これまたポピュリスト・ルペン君が当選しフランスもEU離脱となると、もはや・・・

 

レーガンサッチャー時代からのリバタリアニズムの宴は、終焉を迎えようとしている。

 

 

・・・

 

 

さて、海の向こうの出来事にはどうしても実感が湧かない。

 

EU・アメリカよりも日本はどうなんだ。

 

日本はどうなるのか。トッド氏は日本に関して

 

「日本の問題は、完璧を求めすぎている点にある。」

 

旨を述べている。

 

日本は、「不完全さ、無秩序さを受け入れるべきだ。」と。

 

日本の「家」を大事にする風習が、結婚、出産に対するハードルを上げているため、少子高齢化が止まらない。

 

さらに、移民を受け入れることによって、少子化を補うべきだ。

 

結婚、出産、移民の受け入れは、不完全、無秩序である。

 

日本は不完全化、無秩序化することによって復活する。

 

従来の価値観考え方からいかに脱却するか。と。

 

 

どちらに転んでも、「昔はよかったなぁ」と回想する日が来る。